私の日課と言うか趣味と言うか、私は栄口くんを見るのが日課だ。(別に好きだとか、そんなんじゃないんだからね!)(ツンデレ?)彼はいつでも笑ってて、まあ流石に授業中まで笑ってたりしないけど、でも授業中何かをふと思い出したみたいに笑ったりとかする。その笑顔がフワッとしてて、いつも胸がキューってなってしまうんだな。コレ。それが不意打ちみたく突然笑ったりすると太鼓が鳴ったみたいにドクンってなったりする。(栄口くんを好きなんだろうか?)
そんな彼は野球をしているところが一番格好いい。コレは断言できる。いつも見てたからね!
(別に、ストーカーとかじゃないからね!)(ウザデレ?)

野球はズルイ。だって栄口くんの色んな顔を見れるから、栄口くんに色んな顔をさせるから。私なんて喋った数といえば指で数えられるほどで、笑いかけてくれたことはあるけど、あの野球をしてる時にする輝いた顔とか、悔しがる顔とか、野球でしか見せない笑顔とか、真面目な顔とか。間直で見たことない。いっつも遠くからその顔を眺めてる。
でも栄口くんが大好きな野球を、嫌いになれるわけがない。



「なあ、って栄口のこと好きだろ」
「え、は、あ?」
「だから、「言い直さなくていいからズーミンッ!」俺はズーミンじゃない!」




ある昼休みに泉(通称ズーミン)言われた。こいつはコレを言うために9組から1組まで来たのか!?「いや栄口に用があっただけだし」おまっちょ心読むな!ソコに正座しなさい!今から説教タラタラよ。



「別、に?そんなで、でででも、な、いよ?」
「ドモリすぎだろお前判りやすいよな。昔から」
「大きなお世話ですー。つか初めて出会ったのはココの学校の入学式だから」
「あ、泉」
「おー噂をすれば栄口だな。今日は用があったんだよ」
「噂って何?」
「ちょっとズーミン!変なこといわないでよ」
「ちょっとコイツが栄口に何か言いたいことがあるとか。」
「(ちょっお前マジあとでしばくからな!)泉!」
「何?




ニッコリ笑われたらどうしようもない。

「えと、好きです」
(え、本当に?)(マジです)(俺も、なんだけど)(うっそ!)(嘘じゃない、みたい。とりあえず、メアド交換しようよ)(うん!)(なあ2人とも。ココ教室だから少しくらい自重しろよ)


070810 泉が普通にこの告白のために1組に来たらいい。泉ってそういうキャラっぽいってか、何と言うかブツブツ。