うあ・・・、だめだろ。これ絶対反則。って女の私が何を考えているんだろうか・・・。部屋に入った瞬間違う臭いがしたと思ったら又こいつか。
私の家は学校から徒歩30秒。早っみたいな感じだけど、そんなこと親に言ってくれ。私の故意じゃない。まあこの家の所為で色々な訪問者に悩まされてるんだけどね。
普段親は家に居ないから誰か居てくれるってことは凄い安心するんだけど、男子が部屋に入って居るって、逆に安心しないっつーか、襲わないか自身がなくて怖いよね・・。

ということで今部屋に悠一郎くんがいます。こいつ自分家近いくせによく来るんだよな。しかも勝手に寝てるし!家帰れよ!今何時だと思ってんだ。9時だぞ9時。
私は呆れて床に鞄を置いて飲み物を取りにリビングに行く。冷蔵庫から水が入ったペットボトルを取り出し、食器棚からコップを二つ出した。その水をコップに並々と注ぐと、
両手に持って部屋に行く。こぼれないように慎重に階段を上ると、上手く足でドアを開ける。(女かよ!って感じだね)そうすると部屋からまたいつもと違う匂いが鼻をついた。



「悠一郎。起きろー」
「んー・・・・・」
「起きろー。」
「んー・・・何いー?・・・」
「何ー?じゃなくてここ私の家だから。早く起きて早く帰りなよ」
「嫌だー。ここで寝るー」



それは私に襲えと?!いやいやいやいやいや・・・・そうじゃない、そうじゃないから!起きてもらわないと困る!
だって、今日親帰ってこないって言ってたし、悠一郎の親も心配するだろうし・・・でも忘れられてるかもしれないけど・・・
折れるな、折れるな私!誘惑に負けちゃダメなんだ、でも、でも、好きなんだ。



「とりあえず水飲む?汲んできたから」
「飲むー・・・」



のそのそベットから起き上がり水を求める悠一郎。「はい」とコップを渡すとゴクゴクと飲み干す。その音と共に喉仏が上下に揺れる。
なんか、変な感じ。モヤモヤしてる私も口の中をらす程度に水を含む。
それを境に少しだけ粘りの強い唾液が舌の下に溜まり始めた。って私なんか変だよ。



「ぷはーっ旨」
「普通の水だけど・・・」
「でも家の水道水より旨いぜー」
「コレは水道水じゃないよ・・・ちゃんと売ってるやつ」



まだ寝ぼけているのかニシっと笑って照れる悠一郎。変な奴。でもそんなところも魅力なんだよ。コレ。
笑顔もかっこいい。なんでここに居るのさ。襲いたくなるだろー



「水飲んだら帰りなよ」
「えー何でだよ。俺まだ寝たりない」
「ここで寝るの?!」
「ダメ?」
「ぐっ・・・だ、め、じゃない・・・」



言ってしまったぁぁあああぁぁああっ!!!でもこれはいろんな意味を含めてチャンスなんじゃ・・・っ?!
でも、でもそしたら私は自分の部屋で寝れない!ああどうするんだ、どうすんの私!
悠一郎は更に輝いた顔をして笑った。心拍数、体温共に上昇。どうしよう。すごい、好きなんだ。
クラスで大声で笑ったり、私にかまってくれたり、悠一郎の言うしもネタだったら全然、嫌じゃないし、寧ろ好き。



「おやすみ」
「お、おやすみ。って違う違う違う!」
「なんだよー」
「勝手に寝ない!い(家に帰って)・・・っ」
「へ?一緒に寝るの?まじで!」
「はあ?!」



唐突に言った言葉の意味がよく解らなくて、何がなんだか理解する前に悠一郎は私をベットの中に引き入れた。
ベットに仰向けに寝かされると、悠一郎は上に覆いかぶさるようにしていた。上から私の体をギューっと抱きしめて、
でも体重は私にかけないように気を使っているみたいだ。悠一郎らしいな、と思う。
(寝ぼけてるのかな、かなっ?!)(解る人にしか解らないネタ使うな)
悠一郎、の匂いがする。部屋に入ってきて臭った、あのちょっといい臭いとは言いがたい臭いとは全然違う。
じゃあ、あの臭いはなんだ・・・。



・・・、大好き」
「え、」
「好きすぎておかしくなりそう」
「悠一郎、ちょっと、まって」



悠一郎は私を抱きしめる力を少し強めた。悠一郎の体が、指が、腕が触れている部分がを帯びていく。
胸が苦しくなって、私も悠一郎の首に腕を回した。
この、この体勢は・・・なんか、これはどうかと思うんだけど、この流れのままだと、普通にそういう流れになるのかな・・・



は、俺のこと好き?」
「え、と、言わなきゃ、ダメ?」
「言って欲しい。」



いつもにまして真面目な顔する、なんてズルイ。何よ、断われないと思ってるんでしょ。
そうだよ、断われないよ。だって、好きだから。大好きだから。
首に回した腕に力を入れた。グイッと引っ張るように悠一郎を引き寄せる。
悠一郎のソレに自分のを押し付けた。触れた部分がくて、自分のも、悠一郎のも凄いい。



「好き、だよ。大好き。悠一郎のこと。」
「やった。」











熱に溺れる
(体が熱くて死にそう)(顔真っ赤。このままする?)(ばっか、何言ってんの!?)
































「結局あの異臭ってなんだったんだろ。」
「おー、やっぱ臭った?」
「やっぱりお前が原因か」
「あれ俺オナってたから・・」
「(最悪!)ギャー!人の部屋で何してたのあんた!」
「(叩かれた・・・力ないんだな女って)いってー!裸見合った仲だろ!?」
「(キャー!恥ずかしくて死ねる)何言ってんの!!」












































07.08.06 365!企画提出。今月も参加しちゃいましたー(笑)今回は少しだけ、少しだけ自信がある!ような気がします。楽しかったですよ!