この時間が1日で1番ドキドキするかもしれない。一緒に話してるときとか、ちゅーするときとかよりずっとドキドキする。一緒にお風呂なんか入らないし、いや断固拒否するし(入ったらきっとこれよりドキドキするのかもしれないけど)手を繋いだりする時とか、熱に任せてセックスするときよりずっと恥ずかしい思いをする。セックスなんて快感に飲まれてしまうから恥ずかしいと思ったりすることは・・・少ない。と思う。(だって悠一郎は直ぐに言葉攻めするんだもん)
まあ、その、あれだ。この時間って言うのは2人で一緒に寝る、時。いやらしい意味でとかじゃなくて、もっと純粋な意味で。
だってドキドキしないほうがおかしいと思うの、好きな人、が隣で「手繋ごーぜ」とか、「なあなあちゅーしていい?」とか甘えてきてくれたりしながら一緒に眠れるなんて素敵過ぎるシュチュエーションでしょ?乙女なら誰でもドキドキする、でしょ。
だから、なんと言うかこの時間が1番好きで、1番苦手で、1番ドキドキする。悠一郎は慣れちゃったみたいだけど、私は全然慣れない。


「おやすみ、悠一郎」
「んーおやすみ。なあなあ、ちゅーしてよちゅー。」
「え、」
「えってなんだよーいいじゃん。おやすみのちゅー」
「わかった、けど」
「わかったけど?」
「恥ずか、しいよ」
「いいじゃん。俺と以外居ないんだし!」
「そーゆー問題じゃなくてさ」
「えーじゃあどーゆー問題だよ」
「ちゅーしたらこの前、襲ってきたじゃん。」


なやっぱりおやすみのちゅーとか、新婚さんって何処でもやってるのかな?そうしたら悠一郎みたいに盛ったり、しちゃうの、かな。まあ、新婚だから仕方ないよね、ってこの前思ったけどやっぱり次の日辛いんだもん。
それに敷布団汚れちゃうし。汗かいちゃうし。ってなんか私新婚じゃないみたい。倦怠期突入した中年はいりかけ夫婦みたいなこと考えてる!でも、兎に角したくないんだよう。


「それはが可愛かったから仕方ないだろー」
「そ、そういう恥ずかしいことをさらりと言わないで・・・っ」
「なーなーちゅーしよーよー」
「イーヤーダー」
「しよーしよー」


又始まった末っ子のわがまま。悠一郎だって明日から試合あるんだから早く寝なきゃいけないのに駄々こねてたら寝れないじゃない。あ、私がキスすれば納まる問題か。って、そうじゃない!断固としてキスは嫌!それでも、ドキドキするし、苦しいのにさらにドキドキさせるようなことを・・・っ


「我慢しなよ」
「ちゅーしてくれないと眠れない」
「・・・・」


はあ、と大きく溜息をついた。私は困ったように頭をかいた。別に痒いわけじゃないからね。
そうすると、ぐいっと襟をつかまれ引っ張られる。あ、これ不味いよね。多分そうとう駄々こねて焦らしたから相当ヤバイよね。不味い不味い。絶対このままキスされるって。おやすみのちゅーどころじゃないよ。
ん。悠一郎の唇暖かい、というか熱い。いつキスしてもやらかいな。私唇やらかくないから悠一郎はきっと気持ちくないんだろうな。ごめんね悠一郎私だけ気持ちよくさせてもらってます。睫毛があたってる。薄く目を開ければ悠一郎も同じように薄く目を開けていた。視線が絡み合った途端に深くなっていくキス。悠一郎は「」と何度も声を漏らす。その声が、異様に艶やかで私はその声がするたび鳥肌をたてた。おまけに心臓がドクンドクンいって熱が上がって来る。
悠一郎のが私の唇をつついた。あ、こいつこのままやる気だな。でも、熱くて、この熱をどうにかしてほしくて、言うとおりに唇を開く。悠一郎のは、私のを直ぐに絡めとるといやらしくわざと音を出す。耳につく水音にぐんぐん熱は上がっていく。

慣れない一緒でも、もう何年もしてるこっちの熱をもたらして熱を奪う一緒のほうがまだいいのかもしれない。










慣れる、(君とのキスに慣れるわけが無い)
ナレル、(君と一緒に慣れるわけがない)
馴れる(君と一緒だとドキドキしないことはない)










「ゆういちろ・・・すき」
「俺も、大好き、愛してるから」








































070812  読み方によれば初裏(え)読み方は恥ずかしいのでご自分でお探し下さい。つかこれ喋り声だけだけどね。
071216  修正up 裏の所はそう消ししました。あそこは7000HTの時の人のためですからね!(UPしてほしい場合は声を掛けてください。検討します)